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住宅ローンの金利について②

さて、前回のブログで住宅ローンの金利は個人的に10年固定より変動を勧めたいと書きました。

前回の記事はこちら


 なぜ、変動金利の方がよいか、前回もお話した通り、変動の金利は0.95%、10年固定は1.15%です。

借入金額が少ない場合、この金利差は返済額にあまり影響しません。

しかし、10年固定金利には気づきくい落とし穴があります。

 住宅ローンの金利は、銀行の基準金利というものがあり、この基準金利から何パーセント割引して、実際の住宅ローンの金利としているのです。


詳しく説明すると、めちゃくちゃ長くなりますので、すご~くざっくり簡単に言いますと10年固定金利にして、10年後も今と同じ基準金利だとしても住宅ローンの金利は上がります。同じ金利だから1.1%とはならないのです。

なぜなら、基準金利からの割引が10年たった時に変わるからです。新規の割引が受けられません。

だから、10年後、今の金利より下がってない限り、毎月の返済額は上がってしまいます。

ここをちゃんと説明しない、銀行員や、不動産屋は多いです。


で、じゃあそれでも変動金利がよいという事にはならないだろうと思う方もいるでしょう。

まず、よく誤解されるのは変動金利はしょっちゅう返済額が変わる思っているという方が非常に多いです。

確かに変動金利金利は半年ごとに見直されております。仮に金利が上がっても下がっても返済額は変わりません。

例えば毎月の返済額が7万円だとした場合、その返済額には金利と元金が含まれておりますが、その金利と元金の割合が変わるので、返済額の7万円は変わりません。

返済額の見直しが行われるのは5年に1回です。7万円で収まらない場合ほど金利が上がっていた場合そこでやっと返済額が上がります。


変動金利がしょっちゅう返済が変わるという事はないのですね。

で、変動金利は今後上がるのかが、みなさん気になるところです。


これは未来のことを断言はできません。それができれば、私大儲けできます。

ただ、これまでの現実を申しますと、私この業界に14年いますが、金利は下がり続けております。

上がったことはありません。どこまで、下がるんだと見ていたものです。

さすがに、もう底値のような気もします。


今のアメリカを見てください。金利上げまくってます。前代未聞のように。

アメリカは景気がめちゃくちゃ良くなって、とんでもない物価高になってしまったのです。

よって金利を上げて物価高を抑えようとしているのです。


景気を良くして、物価上昇を目指しているのになかなかできない日本とは違います。

日本もバブルの時は金利めちゃくちゃ高かったですよ。


要は、金利が上がるという事は、一般的には景気が良いから上げるのです。

景気が悪いのに金利を上げたら余計に景気は悪くなります。


さてみなさん、今の日本でこれから金利が上がるほど景気が良くなる明るい未来が見えるでしょうか。笑


10年後上がる確率が高い10年固定金利、今の現状で上がる未来を想像しにくい変動金利。

すごく乱暴な言い方をするとたとえば変動金利が2%とか上がるようなことになっていれば、当然好景気でお給料も今より多くなっているはずですよ。


私が、個人的考えで変動を勧めるのはこういった理由です。

本当はもっと詳しく説明したいですが、図もないし、私も文章力では限界もあり、ざっくり説明したため余計分かりにくくなっているかもしれません。


こんな駄文をちゃんと読んでくれる人がどれだけいるか分かりませんが、気になることや相談したいことなどございましたら、お気軽にお問合せください。

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